研究・情報発信

メタバース・XRの仮想体験・超臨場感技術と産業応用

「XR・メタバースにおけるビジネス動向と知的財産権への対応」

日時    2022年12月21日(水)10時30分~12時00分

会場    オンライン

主催    株式会社技術情報協会

キーワード メタバース、バーチャルリアリティ (VR)、拡張現実 (AR)、アバター、知的財産、ブランド、デザイン

詳細    技術情報協会のウェブページへ。

 

【講演趣旨】

XR・メタバースは近時急速に注目を集め、技術の開発・実用化も急ピッチで進んでいる分野であるため、知財・法務の現場からは、これまで想像もしなかった新しい知的財産法上の問題があるのではないかという懸念の声が寄せられる。そこで、従来のゲームに代表されるデジタルコンテンツの法的枠組みを応用できるケースが多いことを明らかにした上で、その中で生じるブランド保護、デザイン保護、アバター保護その他の実務的な課題と、視覚・聴覚に限られない五感(触覚・味覚・嗅覚)に訴求するデジタルコンテンツや、精密な人の動作・技能のデジタルコンテンツ化といった今後益々発展を遂げるであろう分野における知的財産法上の課題についても、理論的・実務的な整理を行う。

 

【講演項目】

1.XR・メタバースと法律~基本的な考え方~

2.XR・メタバースにおけるブランド保護
2.1 商標法
2.2 周知・著名表示の保護(不正競争防止法2条1項1号・2号)
2.3 海外の動向を踏まえた対応

3.XR・メタバースにおけるオブジェクトのデザイン保護
3.1 著作権法
3.2 意匠法
3.3 商品形態模倣規制(不正競争防止法2条1項3号)

4.動作・技能のデジタルコンテンツ化と知的財産権
4.1 各種知的財産法による保護の概要
4.2 将来の展望

5.触感・味・香りのデジタルコンテンツ化と知的財産権
5.1 各種知的財産法による保護の概要
5.2 海外の動向

6.各活用場面における課題
6.1 アバター
6.2 V-Commerce
6.3 文化財
6.4 地方創生
6.5 教育

この記事の著者について
日本国弁護士・ニューヨーク州弁護士
日本バーチャルリアリティ学会認定上級VR技術者

関 真也 Masaya Seki

エンタテインメント分野、ファッション分野、先端テクノロジー分野の知財法務に力を入れている弁護士です。漫画・アニメ・映画・ゲーム・音楽・キャラクターなどのコンテンツビジネス、タレント・YouTuber・インフルエンサーなどの芸能関係やアパレル企業・デザイナー・流通・モデルなどのファッション関係に加え、最近はXR(VR/AR/MR)、メタバース、VTuber、人工知能(AI)、NFT、eSports、デジタルファッションなどに力を入れ、各種法律業務に対応しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。経済産業省「Web3.0 時代におけるクリエイターエコノミーの創出に係る研究会」委員、経済産業省・ファッション未来研究会「ファッションローWG」委員など官公庁の役職を務めルールメイキングに関わるほか、XRコンソーシアム監事、日本商標協会理事、日本知財学会コンテンツ・マネジメント分科会幹事、ファッションビジネス学会ファッションロー研究部会⻑などを務めており、これらの活動を通じ、これら業界の法制度や倫理的課題の解決に向けた研究・教育・政策提言も行っており、これら専門性の高い分野における法整備や業界動向などの最新情報に基づいた法的アドバイスを提供できることが強みです。

主な著書 「ビジネスのためのメタバース入門〜メタバース・リアル・オンラインの選択と法実務」(共編著、商事法務、2023年)、「XR・メタバースの知財法務」(中央経済社、2022年)、「ファッションロー」(勁草書房、2017年)など

使用言語 日本語・英語